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ヘッドライン |2023.01.18

カラダ“温めて”いますか? 
カラダとココロの不調は“ポカポカ”でスッキリ!

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冬になると特に感じる、疲れや睡眠不足、肩こりなどのカラダやココロの不調。 体温が低下すると血行不良や免疫力の低下を招き、体のさまざまな部分に不調をきたすそう。 そこで注目したいのが誰でも無理なく生活に“ポカポカ”をプラスできる簡単“温活”なんです!

構成・文/山本 晃(Groove) 撮影/Hana(@cocorouge.photo) モデル/Arisu Ofuji イラスト/ガブ本多、イシイマサキ

“温活”って何?

体温を適正な平均体温に保つ活動。 温活を通じて日々の生活を見直し、 心身の健康を保つことができます。

人が健康的に生活するために理想とされる体温は36.5~37.0℃ですが、現代人の平均体温は下がっているようです。ここでは運動や入浴など“体を温めて適正な体温まで上げる活動”から、食や睡眠を改善して“体温を適正な温度に保つ活動”といった基本的な“温活”をご紹介。キモは現状の生活に無理なくできる範囲で取り入れて、継続すること。“冷えは万病のもと”という言葉があるように、体の冷えをとり、心身の不調を改善、ケアしていきましょう。

 

 

温活”習慣、基本のキ

“温活”という視点で日常生活のなかで 行なわれる食・運動・入浴・睡眠に まつわる基本的な習慣をご紹介!

“運動”
人間が体温を維持するための熱は、筋肉からも生み出され、筋肉量の低下は体温低下へとつながります。逆を言えば、運動して筋肉量を増やすことは、体温を上げるために効果的です。運動は、三日坊主にならず、長く続けて習慣化することが大事。ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動から始めてみましょう。

“入浴”
冷えをなくし、体を温めるためには、しっかりと湯船に浸かることが大事。湯船に浸かることで体温が上がり血流がよくなり新陳代謝が高まる“温熱作用”、体にかかる水圧で血液やリンパの流れが促進される“静水圧作用”、浮力により体全体の緊張がほぐれる“浮力作用”の3つの作用が体に働き、健康効果を生むとされているからです。

“食”
温活をする上で外せないのが、口から食べ物を摂取して自分の体の内側から温めること。まずは、なるべく体を冷やさないものを口にすることを意識してみましょう。例えば蕎麦やうどんを温かいものにしたり、朝の飲み物を白湯に変えたり、生野菜だけでなく温かい野菜スープも飲んでみたり。無理なくできる置き換えを楽しみましょう。

“睡眠”
寝つきが良く、熟睡していて、スッキリとした目覚めであることが良い睡眠とされます。特に重要なのが眠り始めて1時間くらいに訪れる深い睡眠です。睡眠時は日中に比べて体温が下がっていて、無理に体温を上げるのはNG。室内を温めすぎず一定に保つことが安眠へと誘います。冬場は16℃程度、夏場は26℃前後がおすすめです。

参考文献 『はじめての温活』日本温活協会監修(宝島社) 『冷え知らず先生が教える 温活百科』青木満・川𥔎真澄・奈良大吾郎著(ワン・パブリッシング)

 

カラダとココロの 不調を整える。
今すぐ始めたい“温め”のススメ

“温活”とは何かを掴んだら、次は実践編。 具体的に何をすればいいかを、 まずは週末のちょっとした時間を使って、 すぐに誰でもトライできる、そんな視点で 編集部のオススメをあれこれ考えてみました。

 

“野草蒸し”


植物由来のよもぎ、モリンガなどの野草を炊き上げた蒸気を下腹部を中心に、全身から直接的に経皮吸収することで、体を温め、発汗を促し、体内の巡りを整えて、心身の不調の改善が期待できる施術。細かな施術方法や使用する素材は異なるが、よもぎ蒸し、モリンガ蒸し、ビオスチームなどがそれにあたります。“温活”と聞いてまずは実践してほしい施術の一つです。

“下半身マッサージ”


体の老廃物を回収してくれる血液やリンパの循環。そんな血流やリンパの流れを活発的にしてくれる、簡単セルフケアをご紹介。老廃物が溜まりやすいとされる脚のマッサージです。ももの外側を手のひらで円を描くようにほぐしながらそのまま膝上から脚の付け根まで、全体的にマッサージ。それだけで脚のむくみや冷えの改善が期待できます。入浴後にオイルやクリームを併用して行なうとより効果的です。

“あたたかソックス”


頭寒足熱という言葉があるように、頭付近はすっきり涼しく、下半身を中心に温まっている状態が理想です。最近ではさまざまな保温効果のある機能性に優れたものが多いので、あたたかソックスを着用した温活がとても有効的。さらに下半身を温めたいならレッグウォーマーとセットでの使用がおすすめ。睡眠時は、足元からの放熱を妨げることにより、安眠に支障をきたす恐れがあるので、はかずに寝るのが正解です。

“温浴施設”
温泉に炭酸泉、岩盤浴、サウナにボディケア。どれもが温浴施設で見かけるコンテンツ。温活したいけど、何から始めていいかわからない……。そんな方は、行きつけの温浴施設で、やったことのないコンテンツにトライしてみてはいかがでしょうか。

“食にも注目”
スンドゥブでカラダの中からポカポカに

体をより温めてくれる岩盤浴や湿度高めのフィンランド式サウナが楽しめるOYUGIWA海老名は、都心からも入浴客が訪れる人気の温浴施設。ポカポカの体をさらに温めてくれる施設内の食事にも注目です。自家製ラー油がたっぷりと使われたスンドゥブは、年間を通じて一番人気のメニュー。トウガラシは消化器官を温め、食欲増進効果があるとされています。

OYUGIWA海老名
海老名市門沢橋2-26-1 ☎046-259-7083

OYUGIWA 海老名

 

“酵素風呂”


米ぬかやヒノキのおがくず(ヒノキパウダー)などの有機物を発酵させ、自然に発生する発酵熱で体を温める、乾式の温浴法を酵素風呂(または酵素浴)と呼びます。全身をじんわりと温めてくれて、お風呂よりも身体への負担が少ないとされる温浴法です。発汗作用により老廃物の排出を促進し、お肌の保湿、血行促進による冷え性改善などが期待できます。

 

Column 01
温活のプロが教える まず始めたい温活は?

温活サロンを運営するEMIさんが オススメする、誰でも簡単に 始められる日々の温活を伺いました

01“冷たい飲み物を飲まない”
「冷えすぎた飲み物を飲まなくなるだけでも身体の調子が上向きになります。飲食店で氷なしのお水をもらったり、白湯や常温の水、お茶などの温かい飲み物をタンブラーに入れて持ち歩くのもおすすめです」

02“飲んでいるお茶を変えてみる”
「緑茶、コーヒーなど、カフェインを含む飲み物は身体を冷やしやすいので、控えるのをおすすめします。代替のお茶としては、プーアール茶、ルイボスティー、黒豆茶、ごぼう茶などがおすすめです」

03“料理や飲み物に生姜を使ってみる”
「冷え、食欲不振に効く生姜をすって、甘酒や葛湯に入れてみましょう。冬ならお鍋に入れてみるのもいいです。温活で大事なのは自分の生活の中に無理なく取り入れること。いろいろ試してみてください」

おしえてくれたのは  LUA茅ヶ崎 【@lua_chigasaki】 オーナー EMI Tigerさん

Column 02
血流のプロが教える 血液の整え方!!

「健康な血流を生み、冷えを解決する秘訣?と聞かれたら、厳しいことを申し上げるようですが、まずは基本的な生活習慣を改めることです。禁煙、減量(適度な運動)、しっかりとした水分補給を心がけましょう。喫煙(ニコチン)は毛細血管を急激に収縮させるし、肥満は心臓の負担を増悪させます。脱水は血液量を低下させるので、末梢循環が低下します。健康に近道はナシ。まずは小さなことから。できることを少しずつ積み上げて、時間をかけて改善していってください」

おしえてくれたのは 湘南平塚下肢静脈瘤クリニック 院長 秋好沢林さん
「名医であるより良医であれ」がモットーの外科医。これまでに数千を超える血管外科手術をこなしてきたエキスパート。

 

 

 

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