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ヘッドライン |2023.04.26

情報紙が伝える茅ヶ崎・藤沢の未来
市長にも聞きました!

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初めまして。私たちは創刊から50周年を迎える『湘南ジャーナル』です。節目の時を機に「原点回帰」をテーマに掲げ、 創刊の地・平塚を飛び出し、茅ヶ崎・藤沢の皆さまにも情報をお届けします。

 

 湘南ジャーナル(当時は湘南ホームジャーナル)は1973年3月25日、平塚・茅ヶ崎・大磯・二宮・寒川の2市3町を配布エリアに〞日本で最初のカラー刷り地域情報紙〝として誕生しました。3月までは平塚・大磯・二宮エリアに隔週10万部をポスティング配布していました。  時代のトレンドに合わせて、媒体の体裁や配布方法を変えながらも、半世紀にわたり情報を発信し続けてきた根底にあったものは「地域住民の生活を豊かに」という変わらない思いでした。
 この地域に暮らす読者の皆さま、商売や事業を営む商店・企業の皆さま、まちづくりに取り組む行政・団体の皆さまと、紙面を通じて培ってきた〞つながり〝をこれまで以上に大事にしながら、茅ヶ崎・藤沢というエリアに住む皆さまの生活を豊かにしていくための媒体づくりに挑戦していきます。

 冒頭に触れた通り、じつは創刊当初は茅ヶ崎市も配布エリアに含まれていました。当時の湘南ジャーナルを覚えている方がいらっしゃったらうれしいです。藤沢の皆さまは初めまして。そしてこれからよろしくお願いいたします。
 100年企業を目指し新たなチャレンジを始めた湘南ジャーナルにぜひご期待ください。

「平塚版」と「湘南版」 2つの版で地域をつくる
 これまでの湘南ジャーナルは「平塚版」として引き続き平塚・大磯・二宮エリアに配布・設置していきます。
 「湘南版」は茅ヶ崎・藤沢エリアへのポスティングで、月に1度(毎月下旬発行予定)配布予定です。
 2つの版で湘南ジャーナルの主要都市をカバーし、より広域に、より掘り下げたローカル情報をお届けしていきます。

平塚版
毎月1回上旬発行
合計90,000部 ポスティング配布、店舗・施設設置

湘南版
毎月1回下旬発行
合計80,000部 ポスティング配布 (随時、店舗・施設設置箇所を拡大予定)

 

湘南ジャーナル創刊号。今と同じタブロイド版でした。

日刊紙などと同じブランケット版で、新聞折込で配布していました。

情報は新聞やテレビから得るのが当たり前の時代に、地域に密着した情報を届けていました。

21世紀へ時代が移っても、人と人、地域をつなぐ役割を担ってきました。

2012年からはサイズをタブロイドに戻すとともに、配布をポスティングに切り替えました。

情報のあふれる時代、紙媒体ならではの良さを生かして新たな挑戦をしていきます。

 

ごあいさつ
株式会社湘南ジャーナル社 代表取締役 定成幸代

 茅ヶ崎・藤沢の皆さま、はじめまして。湘南ジャーナルです。
 地域情報紙『湘南ジャーナル』は2023年3月、創刊から50年を迎えました。50年前の創刊時から私たちの生活も、日本のありとあらゆるまちも大きく変わりました。まちは変化を続けており、特にこの10年の時代の変化は過去の比ではないほど大きく、まさにパラダイムシフトの10年となりました。
 パンデミックを経て、都心集中型の価値観が変わり、これから本当の意味での「ローカルの時代」が始まります。私たちは平塚というローカルで培った皆さまとの絆を、湘南というローカルに昇華し、地域メディアにしかできないことを、あらためて考えたいと思います。
 ローカルのなかで50年情報発信を続けてきた『湘南ジャーナル』を、さらに皆さまのお役に立てるメディアにすべく、社員一同邁進してまいりたいと思います。

 

マルチパートナーシップで創る 湘南の元気都市“藤沢”
鈴木 恒夫藤沢市長

–これまでの総括と、任期中の目標をお聞かせください。
 コロナ禍で新しいものに手が付けられない3年間でした。それを取り戻そうという段階です。コロナを契機に価値観の変化もあり、13歳から40代の世代の人口増加率は全国で8位です。この流れを大切にしたいです。藤沢は健康寿命日本一を目指し、医療やスポーツの分野も交えて取り組みを進めています。東京五輪で得たレガシー・文化を活用していきたいです。もちろん私自身も、ウォーキングで健康を維持しようとしています。
 今年度は市民会館の建て替えの目処をつけるという大きな目標があります。まちの玄関口として藤沢駅小田急改札を2階にし自由通路を拡幅する計画や、村岡新駅の建設も引き続き進めたいですね。市西北部の「健康と文化の森」と「新産業の森」地区の開発も目処をつけていく必要があります。

 –コロナ禍で得たものはありますか?
 コロナ禍ではデジタル関連施策が大いに前進し、デジタルディバイド(情報格差)対策も進んだと思います。デジタル推進のためには私自身いろいろなデバイスを使えないといけませんから頑張っています。始めるのは早いんです、成長は遅いかもしれませんが(笑)
 製造業や観光業は回復傾向ですが、中小企業の方にとっては物価高などもありまだまだ厳しいかもしれません。

–藤沢市は地域とのパートナーシップをとても大切にされています。
 目指す都市象である「郷土愛あふれる藤沢 ~松風に人の和うるわし 湘南の元気都市」はみなさんとのマルチパートナーシップで創っていく必要があります。行政だけでなく、企業や学校、地域住民などにも課題に向かって役割を担ってもらっています。なので湘南ジャーナルにも多くの市民の声を載せ、情報紙の視点からパートナーシップ推進に寄与してもらいたいです。

–市役所も拠点になっています。
 5階に屋上邸園、9階に展望デッキがあり、3月からは5階にフリースペースも新設しました。広場にキッチンカーが並ぶ日もあります。

–市民の一人として、好きなスポットなどありますか?
 江の島なんて言っちゃうと面白くないですよね(笑)遊行寺坂付近は旧東海道の名残を残す場所で好きですね。本在寺公園(藤沢市で一番標高が高い)からの富士山と街並みもすばらしいですよ。藤沢は町村合併を繰り返してきたので、地域ごとの文化が結構違うんです。ぜひ多くの人に興味を持ってもらいたいですね。
 藤沢は海があり、東海道の歴史があり、おいしい野菜や果物があり、子どもにも多くの経験をさせてあげられる場所です。そんな魅力をもっともっと共有していきたいですね。

 

茅ヶ崎は「サザン」?「海」? その本質は「人」です。
佐藤 光茅ヶ崎市長

–2期目の抱負をお聞かせください。
 市長就任時、何より重要なのは財政健全化でしたから、緊急財政対策を推し進めました。応援してきた団体の補助金もカットするなど、本当にゼロベースで見直しました。本来はその意義を市民のみなさまにお伝えしなければならなかったんですが、コロナ禍でそれができずに心苦しかったです。これからはまちを動かしていくフェーズです。

–今年度の方針の1つに「守りから攻めへ」を謳(うた)っています。具体的な方策はありますか?
 まずはイベントの復活です。4月29日(土)・30日(日)の大岡越前祭はやりますし、浜降祭にも予算をつけました。先日、買い物してたら「浜降祭どうするんですか!?」って言われちゃいましたがちゃんとやります(笑) 湘南祭、サザンビーチちがさき花火大会もそうですね。
 圏央道が完成したことで、埼玉・山梨方面の来街者が増えました。観光は力をいれていく分野の1つです。「茅ヶ崎=夏」のイメージですが、春も秋も冬もいい。令和7年度に完成予定の「道の駅」ではその点をアピールしたいです。

–茅ヶ崎の良さはなんですか?
 茅ヶ崎のみなさんは、誤解を恐れず言うと“ガツガツしてない”。でも何かやる時は力を合わせられる。私が県議のころ、2018年に始まった「茅ヶ崎サザン芸術花火」に向けての動きはまさに団結の賜物でした。将来の都市像「笑顔と活力にあふれ みんなで未来を創るまち 茅ヶ崎」の実現に力点を置いて市政を運営していくにあたっても、一番大切なのは「みんなで」という部分なんです。

–市長は大事なものはみんなで共有しようという考え方ですね。
 すでに都心回帰の流れが生まれています。そこに茅ヶ崎だけで挑んでも勝ち目はない。神奈川は横浜・川崎・相模原と政令市を3つも抱えています。県議時代からその中で人口が減りつつある県西をどうするのかということをずっと考えていました。個々の地方自治体にできることには限度がありますから、藤沢とも平塚とも厚木とも連携を図っても良いと思います。

–市長は発想がビジネスマンですね。
 職員はじめ周りのみなさんが動いてくれるおかげです。今までのお役所のイメージは「石橋を叩いて渡る」、なんなら「石橋を叩いて渡らない」ですから。一回壊して、コンクリートで固めて、それでも渡らないみたいな(笑)
 必要なのは持続と発展です。先達がこの街の文化や風土を作ってくれた。これを忘れずに継承しつつ、次の世代にバトンタッチしなければいけません。その中心は「人」です。藤沢には江の島がある、鎌倉には神社仏閣がある、茅ヶ崎にはサザンだ海だとありますが、本質的には「人」なんです。どうやって活力のある街を作っていくのか。一丸となってやっていきたいですね。若い世代にも期待していますよ。

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