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ニュース |2023.07.26

展覧会「幸せを運ぶハワイアンキルト」
平塚市在住の麻奥久美子さんの作品並ぶ

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 ひらしん平塚文化芸術ホールエントランスギャラリーで現在、展覧会「幸せを運ぶハワイアンキルト」が開催中だ(7月31日まで)。平塚市在住のハワイアンキルト作家・麻奥久美子さんによるオリジナル作品がズラリと並んでいる。

 麻奥さんがハワイアンキルトと出会ったのは2003年のこと。茅ヶ崎の教室に通い始めたのがきっかけだった。その後、ハワイにてその道のカリスマであるDebrahU.Kakaliaの後継者、Nalani Goardに直接学び、タペストリー・ベッドカバーなどの各種検定を取得してきた。2013年には独立し、現在は平塚と横浜で教室を開いている。
 一般にキルトという技法はヨーロッパで発祥し世界各地に伝わったとされる。ハワイへはイギリス人宣教師によって伝えられたそうだが、ハワイでは洋服が一枚布なことが多く、ハギレがでることがなかったため独自の進化を遂げてきたそうだ。原則として、大判の布を8つに折り畳んでカットするため、上下左右が対称となるデザインが特徴的だ。意匠には植物・海・王家に関することなどが選ばれ、たくさんの色を使うのではなく、2色使いでメリハリが効いた作品が多い。

生活に溶け込んだハワイアンキルト

 その魅力を「大胆さ、気分が明るくなる色使いやデザイン、8分の1から全体ができるおもしろさ」と語る麻奥さん。「先生にも『1日1インチ、やっていくんだよ』『家庭を大切に』ということを言われ続けてきました。デザインはともかく、作業自体はシンプルで集中するとずっと続けてしまうようなものです。そうなるとついついほかをないがしろにしてしまいがちですが、でもそれは日頃の生活があってこそ。家族や周りへの感謝を忘れずに作っています。また、逆に義務感でやるものでもありません。何よりも楽しんで作らないと」とキルト作りで大切にしていることも教えてもらった。
 今回は伝統的なハワイアンキルトはもちろん、絵画のようなオリジナルの作品も展示している。こちらにも注目だ。

 会期の最後、29日〜31日は作家本人も在廊している(29日は16:30〜18:30、30日・31日は14:00〜16:00)。ぜひ鮮やかで奥深いハワイアンキルトの世界に触れてみてはどうだろうか。

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