オーレ!ベルマーレ:#858 高く飛べ

Jリーグは現在中断期間。しかしチームに休息はない。現在リーグ最下位の湘南は8月以降の巻き返しを誓い御前崎キャンプに臨んだ。
ここまでを振り返ると直近のリーグ戦は15試合勝ちなし。順位は最下位に沈んでいる。16位・横浜FCとの勝ち点差は2、17位・柏とは1と下位3チームは混戦だ。しかし15位・京都との勝ち点差は10もある。
今季の降格は最下位のみだが、例年であれば下位3チームに降格の可能性がある。現段階で下位3チームの勝ち点を見ると「降格は3チームに絞られた」という論調になるだろう。それぐらい、水を空けられている。
レギュレーションに救われたとも言えるが、甘い戦いにはならない。湘南は降格回避の戦いに身を投じることになる。
夏の補強でベルギーに期限付き移籍中だったMF田中聡が復帰した。鹿島からDFキム・ミンテを期限付き移籍で、清水からはFWディサロ燦シルヴァーノを完全移籍で獲得した。もちろん、既存の選手の“上積み“も必要だ。新加入選手と共に新たな化学反応を起こす必要がある。それもできる限り早急にだ。
残り試合数は決して多くない。各チームとも成熟度合いを高め、一つでも上の順位を目指してしのぎを削ることになる。この先は前半戦以上に熾烈な戦いが待ち受けている。絶対に必要なのは、18チームのなかでどのチームよりも高く飛ぶ覚悟。残留できれば、という気持ちでは危うい。じっくりしゃがみ込んだはずだ。まずは8/2の天皇杯4回戦に挑む。
新加入のキム・ミンテ(トップ写真)とディサロ 燦シルヴァーノ。移籍の理由はさまざまあれど、2人は明確に出場機会を求めてやってきたはずだ。降格の危機に瀕するチームを救えれば自身の価値も上がる。湘南の救世主になれるか。



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