犬あふれる時間
SHONAN LIFE WITH DOGS
海、山、川、多くの人がその自然に魅了される湘南エリア。そんな湘南には犬がいっぱい。 犬も人も暮らしやすい湘南エリアで「犬と暮らす」をもっと楽しむための情報をご紹介。
犬との暮らし・犬と暮らせば…
-散歩するなら湘南-
海はもちろん、山や川、そして犬を連れて行ってもOKという公園もたくさんある湘南。気候も比較的温暖で、1年中いつでも犬と一緒の充実した散歩を楽しめます。
-犬がいっぱい-
湘南地域の犬の飼育率は国内トップクラス。藤沢・平塚では約9世帯に1匹が、茅ヶ崎・大磯ではじつに約7世帯に1匹の犬がいる計算です。犬を連れている人、見かけますよね。
-人も犬も健康-
東京から程近く、豊かな自然環境に恵まれた湘南エリア。そんな湘南の自然環境に惹かれて引っ越してきた人も多く、湘南に来てから犬と暮らし始めたなんて話もたくさん聞きます。舗装路ではなく芝生や砂浜、でこぼこな山道などを歩いたり走ったりすることは、リフレッシュだけでなく、犬の骨格や関節の健康にも◎。
-犬との遊びも湘南らしく-
藤沢市在住の塚原和浩さんはドッグサーフィンの第一人者。初代バディ犬のPinoちゃんはドッグサーフィン界のレジェンド。現在は2代目バディ犬のBambinaちゃんと共に、鵠沼海岸の波に楽しく乗っています。
大磯町在住の栗澤みみちゃん(5)は、JDSA運営のDOGサーフィンコンテスト(MABO ROYAL KJ CUP DOG Div.)で2022・2023年連続優勝を達成!
YouTube:https://youtube.com/@no.2892?si=ITv8pP1PTmCltUxu
JDSA HP:https://jdsa.info/dog_surf/
同じく湘南のマリンスポーツの一つサップ。馬入でスクールを開校しているOSYCではドッグサップもスタート。
https://osyc.jp/
-犬と共に過ごす-
飼育犬の平均寿命は14.76歳。湘南地域には2022年時点で21歳の長寿犬もいたのです! ですが悲しいことに今年、虹の橋へ……。一方、世界を見るとポルトガルに住む犬「ボビ君」は2023年5月になんと31歳を迎えたそう。今なお健在、自身の記録を更新中です(※)。
※2023/10/24追記:ギネスワールドレコーズ社は10/23、10/21にボビくんが亡くなったことを明かしました。ボビくんのご冥福をお祈りいたします。
-全国に誇るスゴイ数字-
神奈川県では、2013年より10年連続で犬の殺処分数ゼロを達成しています。動物愛護センターやボランティアさんの努力の賜物です。
-犬の健康に寄り添う-
動物病院の数も非常に多く、茅ヶ崎市・藤沢市だけでも100件以上が活躍中。24時間対応の救急病院に加え、大学病院まである心強い地域なのです。いざというときに頼る選択肢がたくさんあるのはうれしいですね。
REALITY OF LIVING WITH DOGS
犬との暮らしは、楽しいばかりではなく大変なこともたくさんあります。 だからこそ犬との暮らしには価値がある! また、犬から受けるたくさんの良い影響もあります。
犬と暮らすリアル
Benefit of Having a Dog
犬を飼ったことによる効用
犬が人を元気に導く!
犬を介し精神的・身体機能の改善が期待されるドッグセラピーも最近では知られるようになりました。実際の日常でも犬を飼うことによる、さまざまな効用があるようです。
1位
自分 心穏やかに過ごせる日が増えた
子ども 毎日の生活が楽しくなった
2位
自分 毎日の生活が楽しくなった
子ども 家族の絆が強まった
3位
自分 運動量が増えた
子ども 気持ちが明るくなった
※アンケート 令和4年全国犬猫飼育実態調査 犬の飼育による効用より抜粋
Change Your Life Style
生活スタイルが変わる!
犬を飼うということは、新たに、 家族を迎えるということ
忙しくなっちゃう……と思うかもしれませんが、犬のおかげで、心身ともに健康的な生活になったりも。リアルを知って犬との暮らしを楽しみましょう!
Dairy Schedule With a Dog
犬を飼う際には子犬から迎え入れることも多いはず。かわいい子犬時期は、多忙極まりないものの、あっという間に過ぎていきます。人の子育てとまるで同じです。
※1 アイペット損害保険(株)「ペットの支出に関する調査 」 ※2 アンケート 令和4年全国犬猫飼育実態調査
Money For a Dog
犬にかかるお金のこと
犬と暮らすために必要なあんなこと、こんなこと
かわいさゆえ、青天井に手間暇とお金をかけてしまいそうですが、10年を超える犬との生活には、皆さん自身の変化と犬の変化をかんがえる必要アリ。犬の生涯にかかる費用を理解し、ゆとりをもって準備していきましょう。
こちらも重要!
犬と快適に暮らすための湘南ルール
みだりに殺したり傷つけた者は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金、虐待を行った者や遺棄した者は、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金です。
大自然の中では、ついついノーリードで犬を遊ばせたくなってしまうもの。その気持ちはわかりますが、湘南エリアは海岸線も含め神奈川県動物の愛護及び管理に関する条例によりノーリードは禁止です。
犬のふんを散歩時に放置した場合も藤沢市と茅ヶ崎市では罰則対象です。当たり前のことですが、できてない人がまだいませんか?
犬の一生を支えるパートナー
湘南の心強い二次診療施設
日本大学動物病院 ANMEC(アンメック)
ANMECは、日本大学の付属病院として動物の命に最大限に寄り添う病院です。18もの専門診療科をもち、最先端高度医療を提供する二次診療施設として、ほかの動物病院と連携して状態に合わせた最適な診療や治療を施します。そんなANMECの普段は見ることのできない現場にお邪魔してきました。
スゴイ! ヒトの最先端医療と同じ 最高水準の医療設備
CTの最高位「320列CT」を複数台持つANMEC。麻酔ができない、リスクの高い動物などに負荷をかけず、短い時間で心臓や血管などの細部にわたる撮影ができるそう。また、同じく最高ランク「3テスラMRI」もCT室の隣室に設置されています。さらには、今年の夏にANMECに導入された最新鋭の放射線治療装置は、動物・ヒト問わず国内最高水準の最新設備です。
ANMECの強み
連携こそが ANMECの基本
どの獣医師の口からも出てくるワードが「連携」。ホームドクターとの連携、地域医療連携、そして院内の獣医師同士の連携。ANMECの獣医師たちは、各プロフェッショナル間の連携を大切にし、動物も人にも、不安を最小限にする連携医療を心掛けています。常に話し合い、助け合い、各々の動物の状況にベストな医療の提供をしてくれます。取材を通し、ANMECの獣医師たちの素晴らしいチーム力と強い信念を感じることができました。
新たな家族は保護犬から選びたい
犬の譲渡会に伺いました!
WAN’S LIFE(ワンズライフ)湘南里親
犬を飼いたいと思ったときに積極的に選択肢に加えたいのが「保護犬を譲渡してもらう」ということ。湘南エリアでも多くの譲渡団体・個人が活動しており、そのほとんどがボランティアで運営されています。WAN’S LIFE湘南里親もそんな団体のひとつです。
考えてほしいこと
なぜ譲渡団体が必要なのか。それは命を捨てる、軽んじる人がまだまだいるから。自分勝手な理由での飼育放棄や、虐待は残っています。ブリーダーやペットショップが売れ残りを放棄することもあります。殺処分数が0になったからといって、苦しむ犬が0になったわけではないのです。
まもってほしいこと
「保護犬だから簡単に譲渡してもらえる」わけではありません。むしろ苦しむ犬の実情を見てきているからこそ、譲渡可否を判断する目はかなりシビア。「活動に関心を持ってもらうのは些細なことでも本当にうれしいですが、実際に飼うとなったときには覚悟をもってほしいと思います」
こうであってほしいこと
「皆さんの応援、ご支援があるからこそ活動できていますが、レスキューにも限界があります。なので1人でも多くの方に『保護犬の現状』を知ってもらいたいです」とメンバーの1人。殺処分0は、必死の活動があって初めて達成できている、まさに砂上の楼閣。飼う飼わないに関わらず、問題意識をもちたいですね。
ワンズライフ湘南里親お問い合せ先
E-mail:shonansatooya@gmail.com
https://sites.google.com/site/satooyashonan/home
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