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ニュース |2023.10.27

【シン・スタ問題】署名受け取り後、初の市長会見
落合市長「話し合いの場について提示あればしっかり考える」

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 平塚市の落合克宏市長は10月25日(水)市長定例会見の中で、記者からの質問に答える形で9月14日にスタジアム建設に関する署名・50,292筆を受け取った所感を述べた。

 平塚市は8月時点でベルマーレからの事前相談に対する回答は済ませており、現在はベルマーレ側の反応を待っている状態だ。
 落合市長は「この(署名の)数と新スタジアムを希望するサポーターたちの思いというのは、大変強いもの。これは真摯に受け止めていきたいと思う」とするとともに、現状は「(市からの回答に対するベルマーレ側の)反応を見ながらどのように進めていくかを考えていきたいと思っている」と述べた。

 署名を集める主体となった「『平塚をシン・スタジアムがある街に』協議会」はもともと、平塚市に対してスタジアム建設自体を求める形で署名集めをスタートした。しかしその後の情勢もあり、署名を渡す段階では「建てる」「建てない」の二者択一ではなく、現実的な第一歩目として、建設に向けた「話し合いの場」への行政の参加を求めた。
 これについて落合市長は、「まずはベルマーレ側の反応が前提」としつつも「どのように関わっていくのかは検討したい。最初は“造るのか造らないのか”という話だったが、それがしっかりと話し合いをしていこうとなった。我々としては基本的な考え方は応援はする」とした。
 同時に、現計画では市に対して建設費の半分、約70億円の負担が求められていることに、「市が負担をして造るのはなかなか難しい」と基本的なスタンスに変わりはない意志を見せたが「話し合いの場について提示があれば、市側の参加がふさわしいのかも含めてしっかりと考えて関わっていきたい」と門戸が開かれていることも強調した。

 

平塚の未来を考える
タイミングは今

 折しもこの日の会見のメイントピックスは、市政運営における最上位の計画「(仮称)次期平塚市総合計画(1次素案)」へのパブリックコメントを開始するというものだった。
 同計画は現在の「平塚市総合計画~ひらつかNEXT(ネクスト)~」が今年度で最終年度を迎えることから策定されるもの。2032年の市制施行100周年を見据えた、2031年度までの8年間の計画だ。
 策定の視点は①人口減少社会における対応を本格的に進めること②「平塚市総合計画〜ひらつかNeXT〜改訂基本計画」の4年間を振り返った結果を踏まえること③国の動向や社会経済情勢を踏まえること④新たな課題や市民ニーズに応えること–の4点。パブリックコメントで集められた意見や、総合計画審議会などでの議論を踏まえ、2024年2月の策定を目指している。

 意見の募集期間は11月15日(水)まで。資料は平塚市公共施設のほか、平塚市HPでも公開している。詳細は下記リンク先へ。
https://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/keikaku/page-c_02468.html

【問い合わせ・パブリックコメント提出先】
平塚市企画政策部企画政策課計画推進担当
〒254−8686 神奈川県平塚市浅間町9番1号
電話:0463−21−8760
FAX:0120−704589(なでしこファクス 通信料無料)
メール:kikaku@city.hiratsuka.kanagawa.jp

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