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|2024.02.14

平塚競輪場がアートを発信!?
studio COOCAの2アーティストによる
ウォールアートが新たに2作品完成

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 平塚市内で障害福祉サービス事業を実施しているstudio COOCA(関根祥平施設長)を利用するTAIYOさん、Kodai Iwawakiさんの2アーティストによってデザインされた平塚競輪場内通路壁面のウォールアートが完成し、来場者の関心を集めている。
 今回のウォールアート制作は、「寂しい通路をにぎやかにしたい」という平塚競輪場からの依頼をstudio COOCAが請け負い、利用者であるTAIYOさんとKodai Iwawakiさんが平塚競輪場をテーマに考案した原画をもとに、COOCAスタッフや協力パートナーらで1月頭から壁面へ施工。2月8日には2人による最終仕上げの作業も終え、ついに完成となった。


 完成した作品を前に、TAIYOさんは満面の笑み。Kodai Iwawakiさんは出来を聞かれると「100点」と満足げな顔で答えてくれた。壁面への施工に協力した、市内で創作活動をする髙橋健太朗さんと石川真理恵さんも「COOCAに会うまでは、障害のある人と関わる機会がなかったが、会ってみたら超輝いていて、刺激的だった(髙橋さん)」「(彼らの作品や芸術活動への所作が)私たちの想像をかなり超えてきました。障害があるというだけで、私たちに至らない点があるのと同じ。むしろ彼らの方が純粋だなと感じた(石川さん)」と2人との出会いに感じるものがあったという。
 studio COOCAの関根さんは、今回の制作活動を振り返り「『障害があってもこんなことができるんだ!』と周りの人がポジティヴに捉える雰囲気が本人を励ましていく。今回のように人がつながるきっかけになってくれたら一番うれしい」と話した。
 今回完成した2作品以外にも、平塚出身アーティスト・オノルイーゼさんの作品もある平塚競輪場。「アートの力を借りて、地域に開かれたにぎわいの場になれば。まだ絵を描けるスペースが空いているので、(今回のような施策を)続けていけたら」と担当の山本裕太さんは施設に対する新しい展望を話していた。

TAIYO作(高さ約3m、幅約20m)
ABEMA 湘南バンク平塚競輪場のカラーであるブルー、ホワイト、ブラックを基調に、“人と人の和がひろがり、豊かな暮らしにつながっていくこと”を願いながら、点と点が線でつながり無限に広がっていく様子を表現

Kodai Iwawaki作(高さ約3m、幅約10m)
車番ごとに異なる色をまとう競輪選手をイメージさせるカラーリングと、回転する車輪のような大きな円で、作家がもつ遊び心や、前向きなエネルギーを表現

平塚競輪場からのリリースページはこちら

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