相模石油が100周年記念でドローン寄贈
事業に深く関わる消防への思いを形に
トップ写真:左から小泉光哉代表取締役社長・落合克宏平塚市長・田中一雄消防長
平塚市紅谷町に本社を置き、エネルギー事業・コインパーキング運営・管理事業などを行なう相模石油株式会社が今年5月7日で100周年を迎える。これを記念して同社から平塚市と市消防本部へ無人航空機(ドローン)が寄贈され、3月22日には寄贈式が行なわれた。
寄贈されたドローンは「DJI Mavic 3T」という小型機(幅28.3cm×長さ34.8cm×高さ10.8cm)。小さいとはいえスペックは高く、ズームや広角カメラがついているほか、赤外線カメラ・GPSもついており特に水難救助などでの活躍が期待されるという。担当者は「もともとドローンはありますが、大型で起動に15分ほどかかるものでした。いただいたものは現場に向かう途中に起動してすぐに動かせる。用途による使い分けで、多くの活躍をしてくれるはずです」と喜んだ。
消防への思い強く
式典に出席した小泉光哉代表取締役社長は寄贈への思いとして「油屋として創業しただけに消防には大変お世話になってきた。また、2代目社長の小泉芳郎は25年にわたり消防団長を務めており子どもの頃から消防を身近に感じていた」と、会社の歴史が消防とともにあったことに触れた。さらに「2021年の大風で弊社施設が破損した際に民間の問題にも関わらず後処理にお力添えいただいたこともある。市民に貢献する消防・救急というものに大きな価値を感じている」と述べた。
落合克宏平塚市長は「能登地震でも緊急消防隊を派遣したが、ドローンが活躍したと聞いている。代々にわたって消防行政に力添えいただいてきたが、消防機能強化を考えていたところに本当にありがたい」と感謝していた。
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