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ヘッドライン |2012.07.06

海の楽しさを、子どもたちに海の学校、平塚で第2回

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 果てしなく続く広大な海。この、まちが持つ恵まれた環境を教室に、親子参加型イベントを実施するプロジェクトがある。「水・空・人/海の学校プロジェクト」。地域の子どもたちを対象とする同企画は2006年、若者たちの発案により生まれ、同年から藤沢市鵠沼海岸を拠点に定期開催されてきたもので、プロサーファーやプロボディーボーダーらによるマリンレジャー教室などが行われる。現在は活動範囲を逗子、葉山、千葉、串本(和歌山県)、東京、大阪と拡大し、昨年には平塚においても「開校」した。そして今年も、第2回として開催される運びとなった。
まず前提として、この活動は営利目的ではない。 コンセプトは「海の生態系と環境保全」「コミュニティ再生」「人間力とものづくり」「マリンスポーツの振興」。主催はプロジェクトと同名の任意団体だが、各地での運営は地域のサーファーやボディーボーダーのボランティアにより行われ、インストラクターにはプロとして活躍している選手も参加する。
海へ
海を愛する人たちの、「地域の子どもたちへ海の魅力を伝えたい」という純粋な想いから、「学校」は多くのボランディアにより運営される。平塚に同プロジェクトを呼び込み、実現させたのも、そんな一人の主婦だった。
自らもボディーボーダーとして海に親しみ、インストラクターとして参加している古梅三紀子さんは平塚市内在住。宮崎県の出身で、幼い頃から毎日のように海で遊び、育った。そんな古梅さんが平塚に移り住み、子を持つママとして、疑問に思っていたこと。「海があるまちなのに、子どもたちは海であまり遊ばない。年に1回行くか行かないかくらい」。海の魅力は身をもって知っている。遊ぶからこそ学べることもあると知っている。自然が与えてくれる喜びや癒し、環境保全に対する意識など、親の立場から子どもたちへ伝えたいことが、そこには沢山ある。
子どもたちへ
子どもたちが主役の「海の学校」。安全面には万全を期し、参加者を上回るインストラクターが親の目の届く海上で指導を行う。楽しく、かつ安全に海の魅力を伝えることができる同企画を「平塚にも」と奔走し、多くの協力・支援を受け昨年、開校に結びつけた。今年は協力者も増え、「サーフィン/ボディーボード親子体験」の他「ダンスパフォーマンス」「湘南ベルマーレビーチサッカー教室」「宝探しゲーム」など、様々な体験教室を実施する。
「海で遊ぶ子どもたちの楽しそうな顔を見るのが私の幸せ」と古梅さん。「今後も地域に受け入れられ、継続的に開催できれば」と願っている。海を財産として持つ地域の子どもたちに、母なる海で遊び学んでほしい―。その純粋な想いは深く、果てなく続く。

第2回湘南HIRATSUKA海の学校
▽日時 8月11日(日)9時~16時、予備日18日(土)
▽会場 平塚海岸▽参加料 500(保険代含む)
▽申し込み・問い合わせ hiratsuka.umigaku@gmail.com(締め切りは7月31日)
※七夕期間中の7日(土)はドコモショップ平塚店でインフォメーションイベントを実施

 

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