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ヘッドライン |2012.04.06

プロ選手、はじめましたプロテニスプレイヤー穂積絵莉選手

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先月までは「女子高生」だった。この4月から「新社会人」として新生活を迎えた穂積絵莉さん(18)は平塚市在住のプロテニスプレイヤー。これまでに多くの大会で優秀な成績を残し、今年1月からプロ契約を結んでいる穂積さん。本紙今週号では、すでにプロ選手として、早くも新年度から活躍を始めている彼女に、小さい頃から練習を続けてきたというテニスクラブで話を聞いた。平塚で生まれ育った若き「テニスの王女」が目指す先は―。
取材日当日も、優勝賞金1万ドルのオープン大会でダブルス優勝した2日後だった。戦績を挙げればきりがない。それほど過去の大会で数々のタイトルを獲得してきた。
テニスを習い始めたのは8歳のとき。きっかけは「趣味のレベルですけど、両親がやっていた」から。始めてからというもの楽しくて仕方がなかったという。「ランキングが上がるとシードで1回戦がなかったりするんですが、それがイヤなくらい。今はなくていいんですけどね」と微笑む。
最初からテニスが上手で、常に試合で勝てるような実力を持っていたわけではない、と振り返る。好きだから夢中になれた。日々練習を重ね、日に日に上達していった。そして羽ばたきが始まった。
国内から世界へ
中学1年生のときに出場した全国大会では、初出場で初優勝。その後も快進撃は続き、高校1年生のときに出場したインターハイ(全国高等学校総合体育大会)ではダブルスで優勝に輝いた。
活躍は国内にとどまることなく海外へ。2010年~2011年にはジュニアフェドカップ世界大会への出場や、「雲の上の存在だと思っていました」と言うグランドスラム(全豪・全仏・ウィンブルドン・全米の4大国際大会)にジュニア部門での出場を果たした。「会場を見ただけでも鳥肌が立ちました」。2011年の全豪ジュニアではダブルスの準優勝の栄冠をつかんだ。「まさか決勝の舞台に自分が立てるとは思っていなかったので、とても興奮しました」
さらにその先へ
テニスとは―。「自分の一部です」と明快に答える。大好き、という純粋な気持ちで一心に続けてきた少女がいる。気が付けば舞台は世界だった。今では「プロ選手」という肩書きになり、「まだ少ししか時間が経っていないので余り実感はないですが、早くプロの意識を持たないと」と意気込む。
目指す先は―。「まずはWTA(女子テニス協会)ランキングの300位以内に入ること」と現実的。だが最終的な目標は、より高い場所に。
「世界のトップで戦いたい」。自らの人生を自らの力で切り開いてきた彼女は、これまでにもそうしてきたように、純粋な気持ちで将来像を思い描いている。
穂積絵莉選手応援プロジェクト
■「S(Sky)・Project」
NPO法人パームインターナショナル湘南(杉山 愛理事長)による、湘南から世界で活躍するテニスプレーヤーをサポートするプロジェクト。
▷問い合わせ 事務局 ☎0467-50-1155
HP=http://palm-sportsclub.com/pisc/?p=2049

■「ヒラツカニアン スポーツ支援プロジェクト」
市内でフリーペーパーを発行する「ヒラツカニアン」による、スポーツ選手サポートプロジェクト。2012年度は穂積選手が対象。
▷問い合わせ hiratsukanian@gmail.com

【写真】今年1月からプロとして活動している穂積選手。
テニスクラブ「パーム・インターナショナル・スポーツ・クラブ」(茅ヶ崎市甘沼)で撮影

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