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ニュース |2013.12.13

路線バスに養護学校マークを表示 神奈中交通が市と学校に協力

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 県内を中心に路線バス事業などを運営する神奈川中央交通株式会社(平塚市八重咲、三澤憲一取締役社長)では、今年9月から平塚駅発で県立平塚養護学校(平塚市寺田縄、村上 結校長)と県立湘南養護学校(平塚市御殿、落合久子校長)両校の最寄り停留所を通る路線バスに、両校の校章と学校名が書かれたステッカーを掲示している。今月9日からは秦野駅発で平塚養護学校前を通る路線バスでもステッカーの掲示を始めた。
 この取り組みは平塚市と両校からの相談で実現したもの。両校高等部の生徒は以前から自立を目指した自力通学を行ってきた。しかし駅からは行き先の違う多くのバスが運行しており、幹線沿いでは複数の路線が行き交う状況の中で、間違ったバスに乗車してしまう事例があった。平塚養護学校の村上校長は「(バスを間違えないように)道路に出て窓越しに乗車している友人の顔を確認するなど危険な状況もあった」と話す。そこで今年6月ごろ、市と両校は自力通学支援の相談を同社に持ちかける。同社でも一般の路線バスで前例がない取り組みだったが、「自立支援の一助になれば」と申し出を快諾した。
 同社お客様サービス係の中野智和係長は「別段、社会貢献といった大それた話ではなく、バスを利用するお客様の利便性のために」としながらも「こういった事例ができたので、同じような事案があれば前向きに検討したい。当社の側からもアクションを起こすきっかけになれば」と話している。

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