カテゴリーから選ぶ
カテゴリーから選ぶ
ヘッドライン |2014.03.21

紅谷パールロードで「骨董市」 3/22(土)から毎月第4土曜日開催

タグ

0321 1面 骨董市_1
 古今東西の食器や日用品、玩具や衣類などのアンティークが集まる骨董市が平塚で初めて大々的に開催される。新イベント「湘南ひらつか駅前骨董市」を仕掛けるのは平塚のメインストリートである紅谷パールロード商店街。衰退傾向にある商店街を再び「人を呼べる場所」にすべく様々な挑戦を続ける同商店街。その現状と未来への展望を骨董市の実行委員長である牧野國雄さんに聞いた。
 近隣では大和市の「やまとプロムナード古民具骨董市」や東京都平和島の「平和島 全国古民具骨董まつり」が有名な骨董市。全国各地で毎週のように市が立ち、様々なジャンルの愛好家たちが集まる。昨年6月、外部から人を呼ぶ仕組みづくりを考えていた同商店街では近隣の骨董市を視察。駅から徒歩1分、バリアフリーの商店街という利を活かした市の開催を決定した。各地の骨董市をプロデュースする(株)骨董市に協力を求め、80店舗以上を受け入れる体制を整えた。最大の特徴は単発の催しではなく毎月第4土曜日の定期開催という点。22日がその第1回目となる。
パールロードの今昔
 自身も同商店街でメガネ店を経営する牧野さん。創業当時は小売店が多く「市の人口の何倍もの消費人口が平塚を訪れていた」と振り返る。だがそれも今となっては昔の話。来訪者の多くは地域の住人で、外から訪れる人は多くない。さらに駅前のメインストリートゆえに多くの店舗はチェーン店。「そういった店の店主は結局のところ会社員だからね。店舗の売り上げは気にしても商店街の盛り上がりにはあまり興味は持たないね」と現状を憂う。昭和46年の創業以来、1番近くで商店街を見てきた。「昔から営業していた馴染みの店が1つ、また1つと閉じていく。今も残るのは片手で数えられるくらい。そりゃ寂しいよ」と話す。
人が集まる商店街に
 骨董市という仕掛けで人を呼ぶ先には当然、商店街の店舗で買い物をしてもらうという狙いがある。こういったイベントですぐに影響があるのは飲食店だという。「人=消費者だからね。人がいるところに消費がある」と牧野さん。市を開くだけで商店街が直接潤うわけではないが、まずは骨董市を来訪の、ひいては消費のきっかけにしたい。そのために様々な策を練っており「『開運なんでも鑑定団』(テレビ東京系列)って長寿番組があるでしょ。出張鑑定に来てもらう計画がある。骨董市をベースに色々な方向から仕掛けていきたい」と展望を語る。
 大型商業施設の台頭など、時代と共に移り変わる商店街の意義。今回の挑戦は、時代にマッチした新しい価値を生み出すか。
第1回 湘南ひらつか駅前骨董市
日時:3/22(土)8時〜16時(小雨決行)
会場:紅谷パールロード商店街
問い合わせ:☎03-5983-5101

【写真上】
平日の紅谷パールロード商店街
【写真下】
実行委員長の牧野さん
0321 1面 骨董市_2

タグ
facebookシェア twitterシェア lineで送る
オンラインマガジン

湘南ローカル情報を日々更新中!

いますぐ使える 最新クーポン

色々な所で使えるお得なクーポンを発行中!

その他のクーポンをもっと見る
湘南ジャーナルDB 湘南のお店情報をまとめて掲載!
湘南ジャーナル まちナビ 最新情報

湘南のお店情報をまとめて掲載!

スタッフブログ

編集部情報を毎週更新でお届けします。

運営からのお知らせ

PAGE TOP