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ヘッドライン |2014.04.25

地元の「海の幸」に会える場所 「平塚漁港の食堂」来週オープン

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 その日の朝、平塚で水揚げされた魚をその日のうちに平塚で食べてもらうための店として、平塚市漁業協同組合(後藤 勇代表理事組合長)により建設が進められてきた飲食店兼加工場「平塚漁港の食堂」が完成し、いよいよ来週30日に開業を迎える(4/30からプレオープン、通常営業は5/13から)。海があり、魚が獲れるこのまちに、ありそうでなかった漁協のレストラン。開店を直前に控えた今週号では、こだわりポイントなどをご紹介。
この記事は湘南ケーブルテレビ局(SCN)との共同企画で取材を行いました。取材の模様やグルメレポートは同局で放送中の「情報カフェ!湘南館ワイド」でご覧になれます。※放送日程は文末に記載
林水産省の「六次産業化・地産地消法」に基づく「総合化事業計画」の認定を受け、平塚で水揚げされる魚の販路拡大などを目的につくられた同店だが、魚に限らず野菜も米も、提供する料理の食材は「平塚産」のものにこだわる。さらにはデザートにも、市内で操業する守山乳業(株)のソフトクリームを使うといったこだわりようだ。そこには「地元の食材が食卓を彩る」という「かつての『当たり前』を平塚に取り戻す」といった想いがある。
あるべき本質的な店
 「『地元で獲れた魚が食べられる店』をつくるというのは漁港のある平塚市ではあるべき作業だったと思います」と話すのは、店舗のデザイン、設計から携わり運営主体として食堂を経営していく(株)ロコロジの常盤嘉三郎代表取締役だ。市内で平塚産の魚や野菜を使ったメニューを提供する飲食店「紅谷町BQバール」も経営する常盤さんだが、「『BQバール』はお酒を飲む所なので、地場産のものを使っていても、高齢者や主婦の方、小さなお子さんたちは中々来られないんですよね」と言う。
 そういった層の人たちに気軽に使ってもらいたいからこそ「平均予算1,000円」という価格帯、「食堂ではなくレストラン」といった店舗デザインにもこだわった。
わくわく感が溢れる店
 完成した店舗について、平塚漁協の伏黒哲司さんは「とてもオシャレで今風な建物だと思います」と満足げ。「当初、漁師さんからは不安な声もありましたが、徐々に形として見えてくると『近所にこんなお店ができて嬉しい』『人に紹介したい』『俺の魚も使ってくれるのか』といった声が多く挙がってきました」と漁業関係者による期待の大きさも窺わせる。
 また、メニューに関しても面白味があるという。その日に獲れた魚が食材となる性質上「何が提供されるかは当日にならないとわからない」。伏黒さんも「定置網のほか、一本釣りで獲れた魚も提供されるということなので、私自身も楽しみです」と話している。
 「平塚産」の食材にこだわるこの店は、どんな魚が食べられるのか、誰も知らないレストラン。このわくわく感が、新鮮だ。
平塚漁港の食堂(千石河岸51-14)
◇営業時間:平日11時~18時、金土日祝11時~22時(※プレオープン期間の4/30~5/11は11時~17時)◇定休日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)◇駐車場:25台◇問い合わせ:☎0463-86-6892
 
 当日の取材の模様は湘南チャンネル(CATV002ch)「情報カフェ!湘南館ワイド」で4/28(月)まで放送中(12時~12時40分、19時~19時40分ほか)。
【写真2】須賀盛りプレートランチ 1,080円(税込)
【写真3】食べ尽しコースランチ 1,620円(税込)

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