西湘バイパス橋脚で壁画づくり 商工会青年部主催、テーマは「煌めき」
大磯町商工会青年部(中越和久部長)では1日、海岸の美化を目的に1990年から毎年行っている西湘バイパス橋脚での壁画づくりを実施した。24回目となる今年のテーマは「煌めき」。東から順に様々な絵を描いてきた企画もついに大磯北浜海岸砂浜の端まで到達した。
今回描かれた壁画は8枚。公募により選出された個人や団体が思い思いの「煌めき」を橋脚に描いた。北浜海岸を望む橋脚に描かれた壁画は「浜辺のギャラリー」と名付けられており、24年間かけてほとんどのキャンパスが埋められ、残る柱はあと1本となった。残る1本が立つのは大磯港との境界のエリアで人の出入りが多いエリアになる。中越部長は「せっかくここまで描いて来たのだし、橋脚に絵を描く事業の仕上げではないけれど著名な画家に描いてもらうとか、ビーチの入口として相応しいような企画をたてたい」とギャラリーの総仕上げに意欲を燃やしている。
一方で20年以上の長きにわたり行われてきた一般町民も参加できる壁画作成を終わらせるのはもったいないという声もあり、青年部は橋脚ではない別の場所にも絵を描くことができないかと「町や県との検討を進めたい」ともしている。タイミングのいいことに町は現在「新たな観光の核づくり」を目指す真っ最中。町からも「このまま描くところがないから終わりではもったいない」という話をもらうこともあるという。中越部長も浜辺のギャラリーを大磯の魅力を発信できるようなスポットにしたいと願っており「それこそ何十年、何百年後に文化遺産になるほどの町の名物になったらいいなと思います」と笑顔を見せていた。
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