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ニュース |2020.05.13

新型コロナに立ち向かう地元企業
飲食店窮地も「街を良くするチャンス」

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 今や世界が立ち向かわなければならない共通の問題となった新型コロナウイルス感染症。いろいろな形で人々の生活に影を落としており、もちろん平塚市も例外ではない。なかでも緊急事態宣言による自粛、それに伴う経済危機は大企業のものだけでなく、街の個人店にとってはまさに死活問題。特に飲食店は自粛を強く求められ、経営方針の変更を余儀なくされている店舗も多い。

クラウドファンディング参加店舗募集中!
詳細は平塚商工会議所のホームページで
https://hiratuka-cci.or.jp/hirasapo.html
二次(最終)締め切りは5月15日

テークアウトをはじめた店舗

平塚市紅谷町の居酒屋「居酒や うえちゃん」もそんな店の1つ。5〜6人が座れるカウンターと4人がけのテーブル席2卓のこじんまりとした店だが、昨年3月の開店以降、地元民に愛されながら地道に経営努力を重ねてきた。
ところが降って湧いたのがこの度のコロナショック。店主の植松崇さんは「4月の売り上げは文字どおりの半減。『ヤバイ!』とは思いましたが、状況を嘆いてもしょうがない。できることはなんだろうと考えました」と振り返る。そこで4月半ばから、テークアウト営業を開始。常連客を中心に、ちょっとしたお土産程度をテークアウトにすることはあったが、本格的に取り組むのは初めてだった。
料理店の代表として心がけたのは「家庭では味わえない味を提供すること」と「衛生管理の徹底」。「うちは大山(だいせん)どりの炭火焼がメニューの中心なんですが、家庭でそれを実現することは難しい。テークアウトでも売れ筋は焼き鳥ですね」という。同時に「これからの時期は食中毒も怖いですし、もちろん感染症の感染源にならないように気をつけています」。そのかいもあってか、テークアウト営業の売れ行きに「ぼちぼちですかね」と笑う。これまでの常連客が来るだけでなく、ファミリーなど新規顧客の開拓にもつながったという。

売れ筋は焼き鳥。テークアウトでは一品料理やご飯ものも取りそろえる

酒瓶が並ぶアットホームなカウンター席

 

行政や民間の支援を活用

それでも、満足な売り上げをあげているわけではない。国、県、市といった行政の補助金もフル活用して生き残りを図る。
「国の持続化給付金、県の休業要請協力金、市の家賃補助などにはとにかく申請をだしました」。さらに平塚商工会議所の「ひらサポ」こと「ALLひらつか!飲食店サポータープロジェクト」(https://shonan-journal.com/magazine/25513/)にも参加。「まだ反響はわかりませんが、もっと市民の皆さんに知ってほしい。人によってはちょっと取っ付きにくさがあるかもしれませんが、そんなに難しいことでもないので」
「ひらサポ」には現在約100店舗が参加。支援者は購入金額+10%で今年7月〜12月に使える飲食チケットを購入、飲食店はその分の未来の収入を先に手にすることができるという取り組みだ。
クラウドファンディングサイト(外部リンク)

支援期限:5月30日(土)(月末までではないのでご注意ください)

 

新しい価値を生みたい

現在は全国が緊急事態宣言の対象地域だが、14日にも特定警戒都道府県の一部を含む、39府県で解除される方針だ。神奈川は継続の見込みだが、仮に解除されたとしても「すぐに元どおりにはならないのではないでしょうか」と植松さん。「新しい生活形式に対応していき、さらに協力し合うことが大事かなと思います。でもそんな状況だからこそ、いろいろなチャレンジをしているお店はたくさんある。新しい価値が生まれるチャンスでもあると思います」と前向きに語る。だが一方で「かといって、テークアウトが当たり前になってお客様が『それでいいか』となっちゃうとそれはそれで……難しいですよね」と笑う。「解除、あるいは緩和となったときに、お客様に自分たちの姿勢をしっかり打ち出したい。健康第一で、明るい未来を信じて一緒に頑張りましょう!」と明るく呼びかけてくれた。

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