レモンSに大規模接種会場の構想
リーグ方針受けベルマーレが市に打診

湘南ベルマーレの眞壁 潔会長が26日、ホームで行なわれた川崎フロンターレ戦に先立ち、レモンガススタジアム平塚を会場にした新型コロナワクチンの大規模接種会場の設営について市と協議を進めていることを明かした。同日時点では一部報道にあったように自治体と合意した事実はないと否定した。
Jリーグでは新型コロナウイルスの対策において、各クラブの本拠地であるスタジアムを大規模接種会場として活用する方針を定めており、町田市などはすでに実現している。湘南はこの方針に基づき、スタジアムへの会場設置を平塚市に打診。早期の実現に向けて協議を進めているという。
そもそも同スタジアムは平塚市の所有物であり、湘南ベルマーレが使途を決められるわけではない。だが、今回の試みではJリーグがすでに確保している医療従事者、スタッフ、設備、ワクチンなどを使用できるため、行政負担を増やすことなく、接種の機会を増やすことができるという。加えて、ベルマーレは試合運営やNPO法人の活動などでイベント経験も豊富。管理・運営にこうしたスタッフを活用することでスムーズな接種を目指したいという。
眞壁会長は今回の試みについて「地域のお役に立ちたいという気持ち」と話し、「今、こうして試合ができることはみなさんのいろいろな助けがあってのこと。クラブ、Jリーグが頑張ることで、社会に貢献したい」と語った。
具体的な日程や規模、運用などは協議中とのことだが、1日に500人〜2000人規模の接種を想定。準備期間には1カ月程度を要するというが、眞壁会長は「今後1週間ぐらいである程度の(発表できるような)目処を立てたい」とした。
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