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ニュース |2021.05.28

どうなる? “スタジアム接種”  
落合市長「それなりの時間がかかる」

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 平塚市の落合克宏市長は27日の定例会見のなかで、前日に湘南ベルマーレの眞壁 潔会長が発表した「レモンガススタジアム平塚での集団接種」について「現在はベルマーレから意思表示をいただいた段階」とし、早期の実現は難しいという考えを示した。

 7月末までに65歳以上の高齢者への接種を完了したい行政としても、受け入れ枠が広がることはメリットになる。だが、もともとワクチン接種は自治体が実施主体である必要があり、既存の計画にベルマーレからの提案を組み込むには超えなければならないハードルが多数ある。ベルマーレは広域をホームタウンとするため、平塚市民以外の対応をどうするのか、仮に市外からも受け入れるとして自治体間の予約システムの違いにどう対処するか、ワクチンのメーカーが違う場合に2回目の接種まできちんと完了できるのか(自治体が使用するファイザー社製は3週間、Jリーグが使用を検討しているモデルナ社製は4週間のインターバルが必要)などだ。
 落合市長は「ベルマーレから(ワクチン接種に)協力したいという意思表示をいただいたのは本当にありがたい」としながらも「ワクチン接種は自治体の事務であり予算が伴うこと。市議会の手続き、同意も必要になる」と慎重な姿勢を示した。眞壁会長の「1週間ぐらいで目処を立てたい」との発言に対しても「(1週間で)具体的内容まで詰めるのは大変厳しいと考えている。我々の立場としては裏づけやしっかりとした進行が必要になる」とあくまで検討段階であることを強調した。

 平塚市では、集団接種の枠がすでに8月まで埋まりつつある。この状況に市としても手をこまねいているわけではなく、迅速な接種に向けて、現在は土日に実施している市役所と保健センターでの集団接種を平日にも実施する方針を固めたという。同時に、医師の増員、時間の延長なども視野に入れ、7月末までの高齢者接種完了に注力している。
 できるだけ早く、多くの人に接種をすることで、ワクチンの価値は大きく変わりうる。ワクチンを打つ打たないは個人の判断ではあるが、ベルマーレの提案によって多くの人が待機せざるをえない状況が打開される、あるいは緩和されるのであれば、前例や慣習にとらわれない、柔軟な対応が期待される。

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5/31追記
当初公開していた
(自治体が)主管する

(自治体が)実施主体である
の誤りであったと平塚市から訂正があったため記事を修正いたしました。

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