「シン・スタ」署名、35,000筆超で請願へ
17日にはベルマーレが市へ提案書提出

平塚商工会議所とサポーター有志を中心に組織された「平塚をシン・スタジアムがある街に」協議会が平塚市内に多機能複合型スタジアムの建設を求めて現在実施している署名活動の一次締切が、5月20日に迫っている。同協議会はこの一次締切までに集まった署名をもって、落合克宏平塚市長への要望書、ならびに平塚市議会への請願書を提出予定。5/19時点で実署名、ネット署名を合わせて35,000筆超が集まっており、請願は6月議会で諮られる見込み。
5月17日には平塚経進会がシン・スタジアム建設をめざす公開セミナーを開催し、眞壁 潔湘南ベルマーレ会長らが登壇。その壇上で眞壁会長は同日に「平塚市に対してスタジアム建設の提案書を提出した」ことを明かすとともに、「スタジアム建設は開発案件のため、これまではなかなか具体的な情報が出せなかったが、折を見て一般に向けても我々の提案を広く周知していきたい」と語った。
スタジアム建設に関して平塚市は一貫して「民間主導での建設は支援する」という立場をとっており、スタジアム建設に向けては金銭的問題や建設予定地の問題などから主体的に関わらない姿勢をとってきた。しかしながらベルマーレ側としては平塚の新ランドマークたるスタジアム建設には「平塚市の協力」が不可欠と考えており、建設に向けて平塚市に主体的な関わりを求めていきたいという考えだという。
このほど提出されたという提案内容の全てが明かされているわけではないが、既報の通り「2万人超を収容でき、イベント開催や防災拠点などの機能を備えた多機能複合型スタジアム」として提案したという。その提案と、協議会による署名をもっての要望・請願に平塚市側がどういった反応を示すのかに注目が集まる。
協議会の署名活動は引き続き実施予定。活動に関わるサポーターの一人は「今の所、“サッカーファンがスタジアムを欲しがっている”という署名に映っていると思う。もちろんそれもあるが、本質は地域経済の発展や、暮らしの安心・安全、教育など平塚の未来に向けた大きい意味で“まちづくり”の一環。地元にサッカークラブがあることの価値、そしてスタジアムを中心とした新たなまちづくりの意味をしっかりと伝えていきたい」と話しており、引き続きスタジアム建設を目指す輪を広げていきたい考えで支援を求めている。
ネット署名はコチラから(外部リンク)
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