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ヘッドライン |2013.04.12

子どもたちの、夢の続きをスタジアム改修願い、動き始める湘南サポーター

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 昭和62年3月の開設以来、様々なスポーツ大会が開催され、多くのドラマが生まれた舞台。平成6年からはJリーグの試合も開催されるようになり、数々のスター選手がここで育ち、活躍し、去っていった。そして今、彼らに憧れ、サッカー選手の夢を追いかけた子どもたちが立っている舞台、「ShonanBMWスタジアム平塚(平塚競技場)」。Jリーグ加盟による改修から19年。20年の節目を前に、新たな改修を求める市民活動が、動き始めた。
 改修を求める声は以前よりそこここで挙がっていた。「緊急時における動線の確保」「雨天でも観戦できる屋根」「バリアフリー対応」など様々な声。それらを収束させ、行動に繋げようと6日、複数の湘南ベルマーレサポーター団体でつくる「湘南ベルマーレサポーターズ協議会」により「(仮)平塚競技場/ShonanBMWスタジアム平塚の全面改修を推進する会」が発足した。
結束
 そもそも同協議会は、サポーター間の横の繋がりを深め、情報の共有化を図ると共に、スタジアム内外でのクラブのサポート活動を広げていくことを目的として平成20年、「EL FRENTE SHONAN」「TORCIDA FURIA SHONAN」「Bionya」「ベルマーレ湘南市民応援団」「ベルマーレ クラブボランティア」の5団体によりつくられた。スタジアム内での応援場所、構成年齢層、活動拠点など、それぞれ異なった性格を持つ。だが団体の色は違えど、想いはひとつ。クラブが資金難のときには、協力して募金活動にあたり、スポンサーするなど、要所要所で心をひとつにしてきた経緯がある。今再び、彼らは「改修」という夢で結束する。

活動
 今回の発足にあたり、6日の川崎フロンターレ戦の前には同協議会によるサポーターズミーティングが開かれ、他市町のサポーター団体も含め、各団体代表者ら約60人が集まった。「ここからがスタート」ということを前提に、趣旨説明や質問、意見交換などが1時間程度なされた。
 活動に関し、まずは「調査活動」としてHP開設、SNS活用による意見収集、スタジアム内でのアンケート、他スタジアム新構想の調査などを行う。また、GWのホームゲーム(5/3)からホーム最終戦(12/7)までの期間、「署名活動」を実施する予定だ。最終的には平塚市議会へ請願することを考えている。さらに、「お願いばかりではダメ」との観点から「募金活動」も実施するという。微々たる波でも、大きなうねりとなる可能性を信じて。
 願うだけでは叶わない夢。彼らは、第一歩を踏み出した。新たなステージへ。これからも、子どもたちの夢が紡がれる舞台へ。
【トップ写真】平成6年の改修時【左】現在のスタジアム【右】6日のサポーターミーティングのようす

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