いざ、新世界へ
“あたらしいうみ”の船長
坂本紘司副社長GMスペシャルインタビュー
代表取締役副社長GM 坂本紘司さん
湘南のバンディエラとしてJ2時代のクラブを支えたレジェンドプレーヤーの一人。選手引退後はフロント入りし、クラブをJ1仕様へと押し上げた。そして今、“あたらしいうみ”を切り拓き、湘南をまだ見ぬ世界へと連れていく。リーグ戦通算456試合出場57得点は、いずれもベルマーレ歴代1位。
ー30周年おめでとうございます。今年1年、率直にどんなシーズンにしたいですか?
ご存知の通り、クラブは今年「あたらしいうみへ」というスローガンを掲げました。それにふさわしいような、誰もが胸を踊らせるような攻撃的なサッカーをして、順位も含めて、今まで見たことのなかった、新しい景色をみんなで見たいと思っています。
ーベルマーレが歩んできた30年について、改めて振り返っていただけますか?
浮き沈みの激しい30年でした。特に応援していただいている方からしたらなおさらだったと思います。Jリーグ昇格から華々しい時代がありましたが、1999年にJ2へ降格し、長いトンネルに入りました。2009年にJ1昇格を果たした後も、昇降格を繰り返し、落ち着かない日々だったと思います。
しかしそれと同時に、多くの成功や失敗、過ちを無駄にすることなく、前を向き、立ち向かってきた30年だと思います。多くの方々の、さまざまな想いが積み重なり、たどり着いた先が今であり、そのタイミングで副社長GMを仰せつかったのは、改めて身が引き締まる思いです。これからの時代には、たくさんの笑顔を届けられるようにしたいです。
ー坂本副社長GMがベルマーレに来たのは2000年のことでした。前年はJ2降格、フジタのスポンサー撤退、市民クラブ化とベルマーレ史上でもターニングポイントとなるタイミングでした。
ベルマーレについてはJリーグの中でも数少ない名門クラブというイメージを持っていました。その印象どおり、クラブハウスや施設面はすばらしいものがありました。ただ、J2に降格して最初の年で、大きく若返りを図る中で、クラブとして自信を失っている印象はありました。
ー今振り返れば、2000年代前半は苦しい時期だったと思います。ベルマーレを取り巻く環境や、チームの姿をどう見ていましたか?
1年でのJ1復帰がかなわず、クラブが目指す方向性やサッカーのスタイルが定まらない状況が続きました。資金難もその要因の一つだったと思いますが、苦しい時でも皆が立ち返れるクラブの幹が無いと感じていました。
ー2009年、クラブはついにJ1復帰を果たします。しかし11年ぶりのJ1昇格は1年で降格。それでも12年には再びJ1昇格をつかみます。同時にご自身は12年での引退も決断されました。
J1復帰は、私が現役の間に必ず成し遂げなければいけないと思っていました。それが私の現役時代の想いの全てであったので、それをかなえたときの達成感は、とてつもないものがありました。ただ同時に、そこで燃え尽きてしまったのかもしれません。
諦めず、想い続けながら目の前のことをコツコツ積み上げていくことで、いつか目標に届くことができるんだという成功体験を得たことは、クラブとしても個人としてもかけがえのない大きな経験になったと思います。
ー引退後はベルマーレのフロントに入りました。昇降格を繰り返しながらも、クラブとしては徐々にJ1仕様にステップアップしていったように感じます。ご自身は16年に取締役に就任し、スポーツダイレクターというチームを統括する立場にもなりました。
選手としてクラブを見てきたつもりでしたが、全てが初体験で難しいことも多くありました。しかしそれこそ“たのしみ”ながら、トライアンドエラーを繰り返しながら、多くのことを学ばせていただきました。良いことばかりではなかったですが、それぞれの立場でいつも目標を見失うことなくやってこられたと自負しています。
ーいよいよ今年、クラブ全体を統括する副社長GMという立場になりました。改めてご自身のビジョンをお伺いしたいです。
まずは支援者、ファンやサポーター、地域の方々に元気を届けるために、強く勝つチームを作りたい。そのためには現場だけでなく、フロントやアカデミー、クラブに関わる全ての人たちが一つになる必要があります。これまで以上に「上にいくんだ」という意識を、クラブを取り巻く全ての方々で共有していきたいと思っています。
そしてその積み重ねで、近い将来にクラブとして1番大きなことを成し遂げたいです。
ーSDの後任には盟友、吉野智行さんを迎えました。
昔のチームメイトという間柄はもちろんですが、チームの強化責任者として彼と接していて、彼のチームづくりの考え方や選手との向き合い方に、とても共感できるものが多くありました。
彼にも大切な場所がありましたが、数年に渡り強引に誘い続けました(笑)。20年ぶりに同じ目標に向かうことになりましたが、20代の頃と感覚は変わりませんね。
ー気づけば人生の半分以上を湘南で過ごしていらっしゃいます。一番の思い出はなんでしょうか?
1つ挙げるとしたら、2018年のルヴァンカップ優勝でしょうか。ピッチサイドから見た、埼スタのスタンドを埋め尽くすベルマーレサポーターの光景が忘れられません。ただ、あの時はまだまだ道半ばだと思っていたので、私自身としては優勝カップをあえて掲げませんでした。すでに次の目標を見据えていましたし、2018年を超える、すばらしい景色をもう一度見ることが私の目標です。
ー最後に読者の皆さんにメッセージをお願いします。
これからのベルマーレの未来のために、大事なシーズンが始まります。1年のなかで良い時ばかりではないと思いますが、どんな時も目標を見失うことなく、一歩一歩、前へ、上へ、歩みを進めていきます。そして、皆さんと一つになって、最高のエンターテインメント空間を作り出したいと思います。今シーズンも引き続き、熱い応援をお願いいたします。
特別企画
GMがCM
湘南ベルマーレの歴史を語るには欠かせない レジェンド選手の坂本紘司さん。 代表取締役副社長GMに就任した彼が、 地域の4つの逸品を実際に 手にとってCM!
フリーデンパワーで 湘南旋風巻き起こす!
J2で苦しい時代を支えてくれた、やまと豚でおなじみのフリーデンさん。ベルマーレカレーにハム、ソーセージと、豚肉パワーがベルマーレにも力をくれます。スタジアムの売店で販売しているカレーもフリーデンさん仕様で人気ですよね。一緒にはばたきましょう、「日本の農場から世界の食卓へ!」
坂本GMへ一言!
スタッフ 水野 好将さん
代表取締役副社長GMご就任おめでとうございます。リーグ5位以内という大きな目標をぜひかなえてください。その暁には、三重県出身の私と町野選手と3人で忍者ポーズで記念写真を(笑)
株式会社フリーデン
☎0463-58-0123
住所:平塚市南金目227
https://www.frieden.jp
緑と青のカーテンから こんにちは!
今季より新たにご支援いただくオーダーカーテンポピーさん。3,300円から窓サイズに合わせたカーテンを仕立ててくれます。新築戸建向けにはカーテン・カーテンレール・取付費コミコミパックでなんと148,000円のお得な企画も実施中! 新生活が始まる物入りな時期に皆さんを応援。詳しくはお店で!
坂本GMへ一言!
代表取締役 室 義純さん
地域のみんなを元気にしてくれるベルマーレ。「みんなを元気にするために、誰かの為に役に立つ」を合言葉にしている当社と、サポーターの皆さんと共にチャレンジしていきましょう!
オーダーカーテンポピー
☎0120-87-9091
住所:平塚市徳延573-1
営業時間:10:00~18:00
定休日:水曜日 ※祝日の場合は営業
YouTube https://youtube.com/@interior_senmon_channel
あたらしい“まど”で、あたたかい“いえ”へ
開幕前のまだまだ寒いこの時季、お部屋の寒さ解消に断熱窓の導入はいかがでしょうか? 窓まわりや玄関まわりのことならミネオトーヨー住器さんにおまかせです! お部屋の窓を断熱窓に替えることで寒さ解消だけでなく、光熱費の節約にも。現在、事務スタッフさんを募集中、ベルサポ企業で働こう!
坂本GMへ一言!
取締役社長 峰尾 剛史さん
2009年、あの甲府戦の劇的なゴールは忘れられません。代表としても劇的なプレーで選手に負けない活躍を期待しています。新居をお構えの際にはぜひ、当社で窓設置を(笑)
ミネオトーヨー住器株式会社
☎0463-61-4955
住所:中郡大磯町高麗1-8-46
営業時間:平日 8:00~17:30
定休日:第2土曜、日曜、祝日、年末年始
http://www.mineotfc.jp
湘南名物くずバーで、 気分はすでに湘南の夏!
「しゃりっもちっ」と初めての食感で驚いた三秀堂のくずバー。10種の味から選ぶなら湘南ブルーと宇治抹茶のベルマーレカラーで決まり! この夏もスタジアムで食べられたら最高ですね。インスタ映えして、甘さ控えめの低カロリー和菓子なので、ベル女の皆さんにもおすすめです!
坂本GMへ一言!
三代目 加藤 賢太さん
今季からサポートすることになりました三秀堂の三代目加藤です。5位以内? いや、優勝を狙いましょう! 当店もベルマーレと共に和菓子の世界でGET“三”したいです!
三秀堂
☎0463-31-6120
住所:平塚市見附町17-21
営業時間:8:30〜18:45
定休日:不定休
https://sanshudo.thebase.in
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